天気の子のsotasatoのネタバレレビュー・内容・結末

君の名は。を見てからの鑑賞。基本的に面白かった。新海誠らしいファンタジーな感じをあたかも現実世界の出来事のように描写する映像の見せ方には、唸らされるばかりだった。
また、前作の主人公である瀧くんにも会うことができてファンにとっては嬉しかった。
しかし、どうしても言葉の言い回しが前作と似ていて、少し焼き直しになっている部分もあるのではと思う部分もあった。特に穂高のモノローグの内容は瀧くんのモノローグの内容や喋り方が似ていた。これはこれでもいいのだが、もう少し違っても面白かったと思う。
最後に、どうして大人は少年の邪魔をするのか。やめてくれっと思ってしまうほど入り込まされた。そう、僕はもう青年になってしまったが少年の時したいようにさせてくれと思ったことがあった。そんな気持ちを思い出させてくれる作品でもあった。また、この世界の形を変えたのは自分たちだと主人公が確信を持つことでこの映画は盛り上がる。この世界自分の力なんて小さくていてもいなくてもいいと考えてしまいそうだけど、そんなことはないのだ。僕たちの行動は全て世界に影響を与える。
IMAXで視聴したこともあり、感動もひときわ大きかった。