釈迦

天気の子の釈迦のレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
4.0

民よ、東京がでかい水たまりになるなんて
メリットは10/31に渋谷で馬鹿騒ぎする
若者がいなくなることくらいである。

この物語、帆高君はなぜ家出して、
彼の闇的な背景が見えないのが不満。

要はテンパの人間にとって、
365日雨のジャパンは地獄だ。

ストパをあてる費用が3年前より
上向き傾向になってしまう。

それより我はこの作品、そんなに嫌いじゃない。

前作『君の名は』はうんちだったが、
今作はすんなり見れたぞよ。

自己犠牲のもとに天気が戻るとかいう
くだらない話かと思っていたが、
実は運命だからしょーがなくね?的な
話の展開になっていたし、
ガキ達が乳繰り合ったせいで、
テンパ地獄の日本が訪れてすんませんって
主人公が謝罪してたのを自惚れるなって
叱る須賀さんも素敵よ。

全部私のせいで俺のせいでとかいう
壮大な勘違いで悲劇のヒロインに陥る人が
よく日常にいるけど、そうじゃなくて、
なっちゃったものはしょーがなくね?
っていう楽観的な思考は結構好き。

ところで、我なら明日にでも各地に
永久に雷を落とす事が可能だがな。
釈迦

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