"あの日、私たちは、世界の形を決定的に変えてしまったんだ"
分かっている、この物語は
ヒーローの物語ではない。
でも"whatever it takes"の裏で、邦画No.1のヒット作はこの結論を出すことが面白い。
世界は狂ってるって分かっていて、
半径3mの幸せを選ぶのが日本人だよね。
彼らとの違いは、自分で決めたか、決めていないか。
狂っている段階で目を背けて、
いざ壊れたら文句を言うのはやめましょうね。
どんなに狂っていても、あなたのいる世界を選ぶ。
ちゃんとそう言いましょう。
帆高の真っ直ぐな思いに涙しました。
不完全な世界を、不完全なものとして受け入れさせることを拒む心。
それは、ずっと持っていたいと思うもの、ずっと持っていてほしいもの。
それでも、そんな世の中でも、少しでも、
まともな世にしたいと願う人がいたら、
あなたはもうヒーローです。