遂にBlu-rayが来まして劇場観賞以来!
正直観る前は新海誠がまたRADWIMPSと手を組んで映画を作ると聴いたときは「無理でしょ」と思いました。
ハードルなんてとてつもなかったし、だから期待せずに観に行きました。
しかしいざ観て思ったのは「新海誠はもう一生RADWIMPSと映画を作ってくれ!!」とまで思いました(笑)
『君の名は。』とは全く逆の映画になっているのが面白いんですよね。
向こうが東京の美しさを描くなら、こちらは東京の汚さ。
終わり方も全てが丸く収まる物ではない。
異常気象と言うとても身近なテーマ。
凄く印象的だったのが怪しいじいちゃんの『観測史上最大とか言うが、それはいつからじゃ?せいぜい百年やそこらじゃろ?』と言う台詞が凄く残ります。
今回は主役の帆高、陽菜の二人も勿論良いんですが、何と言っても須賀さん。
あの人のキャラが本当にこの映画の軸も言っても良いくらいの素敵なキャラクター。
だからこそクライマックスの須賀さんが帆高に叫ぶシーン。
毎回あそこで込み上げてしまいます。
『君の名は。』否定派の人達の中に「RADWIMPSのMVかよ」みたいなのが結構あったんです。
確かに一作品に4曲も同じアーティストの曲は多いか(笑)とも思ってたんですが、本作は5曲!反省してない!そこに本気を感じました(笑)
特にクライマックスは『愛にできることはまだあるかい』『グランドエスケープ』『大丈夫』がここぞとばかりに押し寄せるあの感じは幸せでしかない。
『君の名は。』は万人に受ける作品ですし、自分も大好きな作品です。
『天気の子』は評価割れると思います。
だから少し尖ったこの作品の方が好きですね。
(『君の名は。』好きな人へのプレゼントみたいなのもありますし。)