える

2分の1の魔法のえるのレビュー・感想・評価

2分の1の魔法(2020年製作の映画)
3.2
#映画 #eiga #movie #シネマ #映画好きと繋がりたい
やっぱり字幕で観たかった・・・
田舎は吹き替えしかなかったんです。

ピクサーらしく脚本がよく練られていて、飽きずに観ていられました。
ただ、そもそもの世界観が狭く、設定も微妙だし、ヴィランはいない。
キャラクターデザインもどれも魅力が薄いので、地味な印象は否めません。
でも、イアンが「父に会いたい」ではなく「父のようになる」と
ToDoリストに書いたのを見てから、今までのピクサー的な父と子の物語ではないのかもしれないと思い始めました。
そこから原題の『ONWARD』の意味がわかり、そのToDoリストをひとつひとつ消していくシーンは、テンションがあがりました。
そして最後のイアンの決断。そうきましたか!
作品の本題は、原題の『ONWARD』がもちろんぴったりなのですが、今回邦題の『2分の1の魔法』も、珍しくとてもいいタイトルだと思います。
物語の中に、2分の1のものがたくさんあふれているんです。

正直、アクションシーンは運転をする私から見て危ないとしか思えなかったり、家族以外のキャラがまったく活きていない感じもあるので、大満足とは言えません。
でも、良質な作品だと思います。
また、EDの「全力少年」がとてもマッチしていてよかったです。
字幕で観たい〜〜
える

える