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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.2
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-219
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋今回は世界に先駆けて日本で公開されたこともあり、製作者側からもネタバレ厳禁のメッセージが強く出されているので、既に既出のCMで分かる内容と全体感についての感想です。

🖋とにかく今回、楽しみにしていて公開初日に観たのは、本作が大ヒットを記録した『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』のその後を描いているのと監督がサム・ライミであること。あまりにも感動した作品の後なのでどういう展開になるのか興味津々でした。

🖋観終わった全体的な印象は見事にサム・ライミワールド全開の怪作に仕上がっている事。これは今まで、監督の世界観よりはMCUの一貫した世界観が優先されてきたことを考えると、MCUファンには賛否両論かも知れません。でもサム・ライミ好きの私に取ってはたまらない作品でした。

🖋サム・ライミワールド。終始、不気味で不穏なサム・ライミワールド全開。その全体を覆う空気感、キャラクターの造形、そして音楽、多くのサム・ライミワールドがそこにありました。“ゾンビ・ストレンジ”、まさしくサム・ライミワールドにピッタリです。そしてダニー・エルフマンが醸し出す音楽がその世界観を盛り上げています。

🖋本作、CM等で既知のように、ドクター・ストレンジは、マルチバースの世界でさまざまなバージョンのストレンジたちと出会います。さらにアベンジャーズ最強の魔女ワンダ・マキシモフにももう一人のワンダが存在します。どういった展開になるかは乞うご期待!!そしてひとつだけヒント、今回もエッと言うキャラクターの登場に鳥肌でした!!

🖋そしてやはり全ての俳優陣の演技が素晴らしいのも本作の特徴。ベネディクト・カンバーバッチはもちろんのこと、ワンダ・マキシモフ役を演じるエリザベス・オルセンの演技はとても秀逸。アメリカ・チャベスを演じるソーチー・ゴメスやクリスティーン・パーマー、レイチェル・マクアダムスの存在感も抜群です。

🖋サム・ライミワールドのドクター・ストレンジ、個人的には思った以上の怪作でした!!

😆Story:(参考: 公式サイト)
元天才外科医にして、上から目線の最強の魔術師ドクター・ストレンジ。時間と空間を変幻自在に操る彼の魔術の中でも、最も危険とされる禁断の呪文によって“マルチバース”と呼ばれる謎に満ちた狂気の扉が開かれた──。何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、ストレンジはかつてアベンジャーズを脅かすほど強大な力を見せたスカーレット・ウィッチことワンダに助けを求める。しかし、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。さらに驚くべきことに、その宇宙最大の脅威はドクター・ストレンジと全く同じ姿をしていて…。

🔸Database🔸
・邦題 :『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』
・原題 :『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 2022
・日本公開 : 2022/05/04
・上映時間 : 126分
・受賞 : ※※※
・監督 : サム・ライミ
・脚本 : ジェイド・バートレット、マイケル・ウォルドロン
・原作 : ※※※
・撮影 : ジョン・マシソン
・音楽 : ダニー・エルフマン
・出演 : ベネディクト・カンバーバッチ、エリザベス・オルセン、キウェテル・イジョフォー、ベネディクト・ウォン、ソーチー・ゴメス

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
元天才外科医で最強の魔術師ドクター・ストレンジの活躍を描くマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の「ドクター・ストレンジ」シリーズ第2作。2016年に公開されたシリーズ第1作以降も、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(18)、「アベンジャーズ エンドゲーム」(19)、そして「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」(21)など一連のMCU作品で活躍してきたドクター・ストレンジが、禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったことによって直面する、かつてない危機を描く。マルチバースの扉を開いたことで変わりつつある世界を元に戻すため、アベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチに助けを求めるストレンジ。しかし、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類に迫っていた。その脅威の存在は、ドクター・ストレンジと全く同じ姿をした、もう一人の自分だった。ドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチをはじめ、ストレンジの盟友ウォン役のベネディクト・ウォン、元恋人クリスティーン役のレイチェル・マクアダムス、兄弟子モルド役のキウェテル・イジョフォーら前作のキャストが再結集。物語の鍵を握る新キャラクターのアメリカ・チャベス役でソーチー・ゴメス、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役でエリザベス・オルセンも出演。「スパイダーマン」3部作(02、04、07)を大ヒットさせたサム・ライミが監督を務め、「オズ はじまりの戦い」(13)以来となる長編映画のメガホンをとった。
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