このレビューはネタバレを含みます
面白かったよね。悪かったところ以外、全部面白かった。
で、みんな、どお？ワンダ、かわいそすぎない？
ライミ先生、ワンダヴィジョン全部観てねえっていう話もあって、それが真実なら（いくらなんでも観たと信じたい…）結構大問題だと思ったな。MCU史上、1・2を争う「取り扱い要注意キャラ」でしょ、ワンダ。いくつもの「悲惨な喪失」に取り囲まれ、周りがヒーローとして称賛される世界で腫れ物扱いの犯罪者。「不公平じゃない？」っていうの、本当だもんね。それが、ただ単に、ヒーローの前に立ち塞がるヴィランとして終わっていくなら、その扱いはいくらなんでも雑すぎるし、MCUが「そういうもん」として扱ってるという意思表示として捉えてしまうなあ…という危惧がある。
でも、白いヴィジョン、ウィッカン＆スピード、アガサの件など、未解決の問題山積みで死ぬわけねえし、現に「死んだイベント」発生してないので、きちんとケリつけると信じたい。
あと、ピザボールのおじさん、無銭飲食を咎めて、厭な事実を伝えただけなのに、かわいそすぎない？三週間自分を殴り続ける呪いって、結構厭なんだけど耐えられる？そういうの、結構気になっちゃうんすよね。
それ以外は全部良かったです。アメリカ・チャベスは魅力的すぎるし、キャプテンカーター、マリアのキャプテン・マーベルが見れたのはファン得すぎる。話も右往左往しているようで、割とわかりやすい筋が通ってる。あと、そういうファンサ以外で、「あの人が登場してドッキリ」ドリブンな展開が少なくてよかったな。意外なキャラが出てきてビックリのサプライズ不感症になってしまう怖さがあったので。
