《鑑賞.10:2022/06/24》
劇場行かなくても新作が観られるのって、大変楽でよろし。
でも、記憶に残りづらいなぁ。
やっぱりあの非日常の世界に足を運んで、決して一人の世界に浸ることは叶わず他人の存在を意識しながらも、巨大なスクリーンに映し出される一時停止の効かない映像を不可逆的に流れる時間の中で吸収するあの行為が“映画を観る”ってことだったんだよなぁと、今や失われた文化のような感覚でモノを言ってみたりする。
いいから黙って映画館に行けよと、もうひとりの自分がツッコむが、人間、楽には抗えない。
だから、意図せず鑑賞中にボーっとしてしまったから、だいぶ見落としてる。というか、ところどころ思い出せないなぁ。
自分の中の【マルチバース】に飛んじゃってたのかなぁ😅
それはそうとして…
この手の持ってき方、『ロキ』の時から感じてたけど、何でもありな感じがしてちょっと受け入れるの抵抗あるかなあって。
自分の思考の枠を越えて来たものを認めたくないってなると、頭の硬いおじさんだなあってことなんだけど、それもやだなぁ。
その昔ドラえもんで、宿題を手分けしてやるためにちょっと未来のドラえもんを連れてきて、さらにその先のドラえもんを連れてきて、さらにその先の先のドラえもんとその先の先の先のドラえもんと……
ってやった挙げ句、大喧嘩の末やり終えたもののその後次から次へと過去のドラえもんに呼ばれてしんどい思いをするという結局自分に返ってくるっていうエピソードがあったけど、そういう繋がりは面白いと思うんだよなぁ。
同じ時間軸で括ってるからなんだけど。
ただ、自分と違うバースの、幸せな自分の幸せな部分だけ取って代わって自分が幸せになろうという…
何言ってるのかわかんなくなるなぁ。
😓
その発想が自分の中の面白さに引っ掛かってこないから、何かモヤモヤしてんだと思う。
隣の芝生は青いとはいえ、それを羨んでそこだけ奪ったとしても自分の幸せになるのかと言う…
マジメかっ⁉️😩
にしても、エグゼビアか。
ついに来たか。と思ったんだけどなぁ。
サム・ライミ。やってくれたなぁ。
