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21ブリッジのmitoのレビュー・感想・評価

21ブリッジ(2019年製作の映画)
2.9
2021年48本目。
故チャドウィック・ボーズマン主演。

マンハッタンで起きた強盗事件。
マンハッタン全域を閉鎖して、徐々に犯人を追い詰める刑事のデイビス。
しかし、事件の真相が分かってくるに連れ、何かがおかしい事に気付く。

日本公開される作品としては、チャドウィック・ボーズマンの遺作となった作品…なのだが、良く言うと王道クラシック、悪く言うと古臭い。
話の進行具合、オチや展開全てが90〜00年代くらいのポリスもののそれ。

オチについては序盤から丸分かりなのもあり、主人公のデイビスが真相に気付くのが遅過ぎて、結構フラストレーションが溜まる。
何度、「良いから、早く単独行動取れよ…」と思ったことか。

(若干ネタバレ)
それとラスト。
ここ最近では珍しいレベルで、清々しい皆殺しっぷりで、命を重めに描く作品が増えた昨今を鑑みると…って気がした。
この点も古臭いと感じた要因。

まあ、仕方がないが、
これがチャドウィック・ボーズマンの遺作ってのは、ちょっと残念…と少し思ってしまった。
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