たにたに

21ブリッジのたにたにのネタバレレビュー・内容・結末

21ブリッジ(2019年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

🔸ドンパチ

🔸警官役チャドウィックボーズマン

🔸USB

🔸300kg

▪️感想▪️
警官のチャドウィックボーズマン、需要しかありませんね。
彼目当ての鑑賞でしたが、映画的にも楽しめました。

酒屋の地下に保管されたコカインの情報を得た2人の男が武装して突入。
すでに閉店している真っ暗な店内には店員と見られる男が1人。
2人で来たのか?と意味深な発言。
地下の冷凍庫には、聞いていた量とは違う大量のコカイン。武装の男2人は、この上手すぎる話に取引のヤバさを勘づきます。
そこに突然現れる警官。
2人は警官との銃撃戦となり、全警官を射殺。
チャドウィックボーズマンが指揮を取り、彼らを捕らえる最前線に立つ。
21ブリッジというタイトルは、要はマンハッタン封鎖における21の橋の完全封鎖を指しています。深夜12時から5時までの限られた封鎖の中で、犯人を捕らえられるか。

いかにも日本人が好きそうな、裏切り者は近くにいたパターンで、アクション映画の良いところをギュッと凝縮したお手本のようなドンパチまみれの映画でした。
ストーリー展開も大変分かりやすいですし、テンポも良いですが、裏を返せば展開は読めます。

酒屋で亡くなった警官たちの名前を一人一人、JKシモンズが述べていくシーンは、そこまで長回しして撮るとこか?と思いましたが、最終的に黒幕である彼に対する伏線かなと思いました。

ていうか、JKシモンズの最後の言葉がもう身勝手過ぎて怒り奮闘です。
高級なものが欲しいわけじゃなくて、生きるために金が欲しいんだ!!
って、日々一生懸命働いてる市民をなめてんのかい!
警察という権力を使って金をくすねていく汚職警官許せん!

とにもかくにも、最後まで人の命の大切さと、正義を見せてくれたチャドウィックボーズマン。ありがとう。

ドンパチのフィールドとして加工肉工場が出てきたのは面白い。ブタさん、たくさん吊られてましたね。
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