Kyasarin

火口のふたりのKyasarinのレビュー・感想・評価

火口のふたり(2019年製作の映画)
3.9
5/13
プレス向け試写会にて鑑賞。

役者2人のみ、二時間濡れ場、荒井晴彦監督、柄本佑主演ということで興味が湧いた。

トータル14回濡れ場がある。
だが、濡れ場だけではなく2人の細かな心情、そこに至るまでの事細かな説明を2人でするのだが、2人しか登場人物が居ない為難しいかと思いきや意外と自然だった。

たかが5日間、されど5日間。長いようで短い。2人はその間に身体を重ね、途中で笑いも起きるような事もあり、一緒に食事をして、眠る。
性欲テロと飯テロの繰り返し(笑)
忙しくて忘れていたような人間としての生理現象が其処にはあった。倫理的では無いが動物的。本能の侭に生きるのもそれもまた幸せなのかなと思った。
後半段々エスカレートして行って、アブノーマルなセックスになって行くのだけれど、それもまた2人の心情を表して居るのかなと。
田舎独特の自由に撮れる雰囲気と美しい情景とお祭り。原作から舞台を東北に変えたらしいが東北人としては嬉しかった。東北に絡めた台詞も印象的。柄本佑の秋田弁の上手さ。
まさか震災と自然災害までも絡めてくると思わなかったのでそこにはびっくりした。
柄本佑の役者魂。真面目に取り組む姿勢、脱帽した。瀧内公美さんも頑張っていた。彼女の身体つきはエロいと言うよりは芸術的な印象だった(私が女だからか?)
劇中の写真が素敵。写真集も出す予定あるとか。欲しいかも。
色々考えてしまうのでまた観たい。
とても観たかった作品だったので試写会お誘い戴きとても嬉しかったです、有難うございます。