入江監督がオリジナル脚本で、こんな大規模な映画撮るなんてスゴい。もう単純に役者さんが豪華だし、とにかくお金がかかってそう。
ストーリーはゴールデンスランバーっぽい。前半話が急展開するところがちょっと無理があるかなとは思ったけど、最終的には分からなくもないし、大まかな流れはよく考えられてると思う。
ゴールデンスランバーの頃と比べると話の設定上さすがに逃げ切るのは無理ちゃう？とは思うけど、そこもSR3の長回しに比べれば、まあありなのかな。
エンターテイメント作品としては役者さんの演技もさすがだし、お金もかかってて楽しめると思う。AIの考察ももう実際に起こりつつある事だし考えさせられるところもある。
入江監督作品として考えると最後の方が少しファンタジーぽくなるのとかは監督っぽいけど、ヒリヒリする感じは薄いかな。ある程度楽しめたけど、肝心のAIの暴走を止めようとする方法もなんかフワッとしてるし、ラストの質問の答えも正直ピンとこなかったのは残念
