もやし

AI崩壊のもやしのレビュー・感想・評価

AI崩壊(2020年製作の映画)
3.4
入江悠監督作品。
何だか見ててよくわかんなくなってくる映画だな笑 話がよくわからん笑
とりあえず払った400円と時間は返してほしくなった笑
言わば現代風に散々ブラッシュアップした雑巾という感じ…笑 センスはすごい。先進的な古さ。

こういう映画をわざわざ選んで見て酷評する人間にはなりたくなかったんだけどもね…笑(見る前は面白いかもとは思ってた)



研究者夫婦が医療AIを完成させたが、承認される前に奥さんが病死。
それから数年後に実装化され、人の寿命は格段に伸びる。いつしか人の健康生活を管理するAIに。
だがある日暴走。人を遠隔で殺しまくる。
一体このAIにどんな変化が起きてしまったのか…



まず大沢たかおが何故追われるのかってところに疑問が出てきちゃうけど、後から考えると経緯は結構納得ではあった。ストーリーの骨組みは考えれば考えるほどちゃんとしてる。意外性もかなりある。その素材がいちいち古すぎるだけで。

IT刑事との比較で出てくる現場刑事はちょっとあれは20年前ぐらいの感じよねー笑
「刑事に必要なものは経験と勘だ」って台詞とかあんパンと牛乳とかね! これ見た10代の子にはもはや通じなさそうなネタだ笑


とりあえず大沢たかおの生命力の高さがマジですごすぎてそこはかなり面白かった!笑
どんだけ逃げ切れるんだ…笑



人類の選別っていう、いわゆる植松思考がテーマだけど、これって意外と説得力があったりもしちゃって困るテーマだと思うんだけど、この映画はちゃんとその思考が馬鹿みたいに見えるぐらい温かい映画になっていて、そこがすごく良かったです。
ネタにされてるエンドロールのAIの歌も泣けました。後味とても良いです。
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