これはホラー映画ではないですね。
母の愛が娘を救う映画で、そして困難な状況下でも虎のように強く生きていけという鼓舞する映画でした。
何よりも恐ろしいのは怪奇現象や幽霊ではなく生身の人間。
ストリートチルドレンの死と隣り合わせな過酷な生活に目を覆いたくなります。
世界中にはまだまだ貧富の差が激しく、ストリートチルドレンが徒党を組み命懸けで生きている国がたくさんあります。
法治国家なのに、司法も行政もそんな彼らを黙認していて。
そうよねー私も含めて自分のことで手一杯・・・。悲しすぎる現実です。
逃げ場を失った女の子にテディベアが場所を教えるシーンには感涙しちゃいました。
思っていた以上に良作なホラー映画（分類的にね）でした。
