シネフィル母ちゃん

108時間のシネフィル母ちゃんのレビュー・感想・評価

108時間(2018年製作の映画)
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睡眠が世界一好きな私。
目の前に豪華なフルコースと安眠まくらが置かれて「どっち選ぶ?」と聞かれたら光の速さで安眠まくらを選ぶでしょう。
なので、108時間どころか24時間眠るななんて言われたら発狂して泣きわめくと思う。
そんな睡眠大好き人間が興味本位で鑑賞してみた。

108時間眠れない舞台女優の幻覚や発狂や悲劇を期待していたのだが、斜め上を行くストーリーでその難解さに頭が混乱。
監督から背負い投げされたような気分に。

幻覚?現実? 憑依?演技? 異常?正常?
次々と観客を惑わせてくる。
監督のやりたいことはわかるが、それに技術が着いていけずゴチャゴチャしながら空回りしてしまった感じ。

ちなみに
頭を使いすぎたのか、その晩はグッスリ寝れた。