裕福な家の愛犬だったバックが誘拐され、運命に翻弄されながらも、その時々の環境に順応し自らの生きる場所を見つける物語。
犬はどうみてもCGって分かるし、人との絡みにも違和感がないとは言えないれど、それでも笑って泣けて楽しめました！
ハリソン・フォードと犬の冒険がメインかと思いきや、個人的には犬ゾリの仲間たちと飼い主であるオマール・シーとの絆、そして郵便配達シーンが印象に残ってます。
バックの行動は忠誠心からというよりも優しさからとしか思えず。その作られた表情からなのかもだけど、それでも犬って本当に人の心に寄り添ってくれる気がします。（昔飼ってた）
バックが様々な体験をし、自らの中にある野性に目覚めていくのも見どころ。たとえCGと分かっていても、アラスカの広大で美しい大地を舞台に繰り広げられるバック視点の世界に引き込まれました。良かった！
犬の世界でも、自分の身を挺して仲間を助け、思いやりがある者が群れの先頭に立つことができるんだと。人間の世界でも先頭に立つ人に見習ってほしいわ。
P.S. それにしてもダン・スティーヴンスは嫌な役でした💧
2020年劇場鑑賞22本目
