眠る村の作品情報・感想・評価

眠る村2019年製作の映画)

上映日:2019年02月02日

製作国:

上映時間:96分

3.8

あらすじ

ナレーション

「眠る村」に投稿された感想・評価

ブッチ

ブッチの感想・評価

3.5
近所の事件なので、詳しく知っておこうと観る。

日本の村社会、権力などに言及することで日本の一面を浮き彫りにする作品。

より、俯瞰の視点から物事を観るために必要なものは何であろうか?
東海テレビ制作のドキュメンタリー作品。

東海地方に住んでいるのでこの“名張毒ぶどう酒事件”は東海テレビ以外でもちょこちょこ放送されているのでそれなりに頭に入ってます。
東海テレビのドキュメンタリーシリーズでも何回か扱っている事件ですが、今作は村人にかなりスポットをあてている挑戦的なもの。

死刑囚として病死した奥西勝氏がなぜ犯人にされたのかという村社会の闇の部分を見せつけられます。
この事件については私も何回かレビューで書いてますが、再審すれば良いものを絶対にやらない司法がおかしいと思う。
一度決めた決定をひっくり返すのは絶対許さない司法に恐怖しか感じない。

今も生活されている村の人々を悪人にされかねない作りだが、彼らも被害者であるのは間違いないしねぇ。
結局真相は永遠に葬り去られるしかないのだろう。
ムノウ

ムノウの感想・評価

3.7
これだから東海テレビドキュメンタリーすき
20-102
日本映画専門チャンネル
notitle

notitleの感想・評価

3.6
名張毒ぶどう酒事件の、村人たちにフォーカスした東海テレビのドキュメント。蓋を閉めてしまいたい人たちと、真実を求める人達。この司法判断が続く限り、自分に不条理な刃が向くことを恐れ、何も言えない。色んな闇が濃縮されていて、苛立ちに襲われる。
司法や検察がホラーです。
きよこ

きよこの感想・評価

4.0
東海テレビのドキュメンタリーはなんだろうな。粘りがすごい。クセがすごいんじゃ!ノブ風。。。笑笑。

この事件の再審が進まないのってなぜなん?検察?司法?今まで関わってきたお偉いさんへの忖度があるんだろうか?出世とか義理とかなんか今の世の中に蔓延る?ありがちな村人同士も力関係が見え隠れしててみんな口を揃えて口裏を合わせていたり。
そういえば田舎は不倫や癒着が多くてビビる😱噂に殺されるイメージ。あちこち繋がってるよって友達が言ってた。生きにくいね。これ、日本の縮図だね。

だから、みんなこのおぞましい事件に取り憑かれているのも事実。村人も被害者も加害者もはやく解放されたいと思うのは本音かもしれない。しかし人権を無視してまで有罪や無罪、無実かの真実が隠蔽され、人生が愚弄されるのはおかしな話。だったら真っ向から証明してよ。犯人探しなんて元からしてなかったのか?安易すぎて腹立たし。



「眠る村」
このタイトルが秀逸すぎて恐怖。
村も司法も眠りながら、何を待っているのか。。。
フライ

フライの感想・評価

4.0
相変わらず東海テレビドキュメンタリーの、ここまで踏み込むかと思える内容に多少の不快感を覚えるシーンもあるが、それ以上に真実を追求する姿勢と内容には頭が下がった。
本作は前作 約束とは違う視点で製作された1961年3月に起きた名張毒ぶどう酒事件を追ったドキュメンタリー。

前作の約束では、事件の概要や再現ドラマ、奥西勝が犯人であるかの有無や家族の苦悩など色々な視点から追った内容と、当時の警察、検察、今も残る裁判所の腐敗した内容を教えてくれるドキュメンタリーだが、本作は事件関係者や村人が抱えた呪縛を強く感じさせてくれる作品。
前作の約束を観ると奥西勝氏が犯人とは思えなかったし、真実を追及するのは当然と思えたが、事件から50年以上が経ち関係者の話や、作品内で語られる生贄としての言葉を聞き、苦悩する人達の姿を見て複雑な気持ちになってしまった。そして今も無実を訴え亡き奥西勝氏の再審請求をする妹 岡美代子氏の言葉を聞き、気持ちを考えるだけで、悔しさから息苦しさを覚えた。

このドキュメンタリー作品を見て日本各地で起きた悲惨な事件と、その土地で生きる人達や関係者の苦しみや葛藤まで感じてしまい複雑な感情が湧いて来た。
犯人が一番悪いのは言うまでも無いが、この事件を助長させ関係者を苦しませる事になった正義で有るべき当時の警察、検察、裁判官、未だに再審を認めない裁判官達に強い苛立ちと悪を感じた。
これはスコアとかつけないやつだ
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