12か月の未来図の作品情報・感想・評価・動画配信

「12か月の未来図」に投稿された感想・評価

けべん

けべんの感想・評価

4.0
めちゃくちゃいい話。ただただ素敵な話。

もともと新宿武蔵野館のチラシで見かけてて、神保町から帰るときにふと看板で見かけたので鑑賞した。
といいつつも、実は鑑賞するか少し悩んだが、filmarksで3.9の高評価だったのでそれが後押しした。

率直な感想はやはり観てよかったの一言。

まず映像が素晴らしい。フランスの映画とだけあって青を基調として色鮮やかな場面が多かった。
わたしが一番良かったと思える点は、扱っている題材である。それは、フランスにおける現状の教育方法の問題点だったり、移民が多くて教育のアンバランスさを生んでいることだったり。それらにフォーカスした監督は素晴らしいと思うと同時に世に訴える力強さを感じた。撮影も、2年間の準備期間と9ヶ月に及ぶ撮影期間と長丁場で挑んだようで、本作への心意気を感じる。
また、映画の物語として、教師の立ち振舞いと努力がよかった。大きなカルチャーショックを受けながらも、現状をよくしようと真正面から立ち向かったのは真似できないなと思った。これらを含めて”教育とはなにか?”を教えてくれたように思う。

主人公がいた”アンリ4世校”は実在するよう。パリにある公立の最も名門かつ水準の高い高校のようなので、そこは現実世界とリンクさせたようだ。
Vocalise

Vocaliseの感想・評価

4.0
本気なんだ私はと生徒たちに向き合う姿勢にここまで感動するとは思いませんでした
絶対に諦めない先生の熱意や様々な工夫と、生徒たちの反応に終始惹き付けられました

ラストは希望を感じさせるものでよかったです
それなのに苦しさや涙がしばらく止まりませんでした
名教師により少年少女たちに大小の影響やきっかけがもたらされたはのたしかだけれど、
途中大事なシーンで出てきた
『ヴィクトル・ユゴーはあらずじをきめずに本(レ・ミゼラブル)を書き始めた。どんな話になるか分からなかった』 
この台詞の重みと真実味がより響いて…

それでもこの言葉を良い方向に捉えて、
輝く笑顔を見せていた彼らに期待したい…
学ぶことをやめず考える力を蓄えて
道を切り拓くチャンスを掴んでほしいと
Nia

Niaの感想・評価

3.8
パリの名門私立校で教えていた教師がちょっとした行き違い(策略?)で郊外の荒れた中学で教える事になり…というフランスにありがちな話。
主人公が「常に紳士的であれ」とこだわっていたり、女性が絡むと下心が透けて見えてしまうところも非常にフランスっぽい。

あるある続きだけど納得のいくすっきりとした仕上がりで、多分脚本が良い。飽きずに見られるし、希望もある。
タノ

タノの感想・評価

3.9
問題の多い学校へ赴任されて、どうなるのかと思ったけど、生徒と向き合って、良い道へと導いて行く様子が上手かった。
最初は怒ってばかりだったけど、穏やかになって、生徒も色んな考えや意見を持って、良いクラスになるのが良かった。
フランスの学校って厳しい。
問題起こしたら、退学になるなんて。
他の生徒に悪影響があるとはいえ、退学で済ますのは良いのかな?
ru

ruの感想・評価

4.4
人との向き合い方がすごく学びになる映画でした。

最初の印象や少ない関わりで相手を判断するのではなくて、自分から心を開いて向き合うことが
絆を深めるために大切だなと思います。

子供たちがいかに環境や周りの大人達から影響を受けやすいのか、貧富の差が教育に影響を与えることを学びました。
ERI

ERIの感想・評価

3.8
なんか見終わった後の希望。最初なかなか入り込めなかったのだけど、半ばからの子どもたちの目の色が変わる瞬間、わたしも同じように引き込まれて、最後まで夢中になってた。いい映画だった。

名門の高校教師から、パリ郊外にあるヤンチャばかりが集まる中学へ行ったフランソワ先生の奮闘と、様々なルーツを持つ子供たちとどう向き合っていくかを考え、教育のあり方を見直していく様は学ぶところがいっぱいだった。

セドゥ、素直すぎてめちゃ可愛いな。最初は授業も聞かず全然勉強しなかったセドゥが、小さな課題をそっと渡され一つ一つクリアし、褒められ、学ぶことの喜びを実感していくのが見ててわかるし、そこには恋もあって、失敗もあって、青春もあって、とてもいい。

信じるってこういうことなのか、と見せてもらった感じ。
P

Pの感想・評価

3.8
とっても興味深く観れた♬
私は勉強を楽しいと思えんかった側で
教える先生の気持ちなんて
考えたこともなかったし...
学ぶを楽しいと思えてたら
大学行ってたやろうし
もしかしたら
旦那氏との未来はなかったかも?!

今は苦手な収納を色々見直そうと
奮闘中です(ง ˙꒳​˙ )ว
KentF

KentFの感想・評価

3.7
“向き合えばうまくいく、子どもは変わることができる”、そんな理想の下に組み立てられた教育モノの部類には入るが、色濃く現実的。一方で、深刻すぎることなく、適度なユーモアとロマンスを交えて仏映画らしい。

大義名分の下郊外に1年間期限付きで派遣される、名門校の嫌味なベテラン教師。生徒に向かい合わず、理想を押し付ける。
彼以上にこの物語の中心は、同僚の若い女性教師だ。郊外の学校の問題に悩み苦しみ母国を捨ててカナダに移住しようとする。“学習性無力感(résignation acquise)”、失敗が続けば意欲が削がれるのは教師も同じ。

結局、生徒も学校現場もそれほど変わりはしない。しかし、彼の名門校での授業はもはや、冷めた言葉だけが響く教室にはならないだろう。一息つき、伏目で思慮し、また前を向く。

日本にもこうした映画があってもいい。カンニングから目を逸らすやり方が良かったとは言えず、いわゆる“金八先生”ではない。しかし、それが作品をリアルにし、矛盾と格差を抱えた現代仏社会での重要性を格段に高めている。
始めに教育大臣と教育省幹部を登場させるのも良い。行政の関与と責任を印象付ける。
良い教師とはどんな教師か。

勉強の教え方が上手い?
友達みたいに仲良し?
熱血で正義感に溢れている?

人それぞれに好みはあるだろうけど、やっぱり人として好きになれるかがポイントじゃないだろうか。

同じ言葉でも、誰に言われるかで受ける印象は変わる。やはり自分と真っ直ぐに向き合ってくれる人の言葉は響く。

本作の主人公フーコーは名門高校のベテラン教師。スケベ心から問題山積みの市立中学へ1年間派遣されることに。

このフーコーがスケベオヤジなのが良い。普段は厳格な教師面なのだが、女性が絡むと途端にスケベ心が疼き出す。この辺りがフランス映画特有の感じで人間臭く愛らしい。

フーコーは特別なことをするわけではない。自分のやり方を貫いていく。変わるのは生徒たち。つまり問題は生徒側ではなく、教える側、学校自体にあった。

あくまでサラッと問題を浮き彫りにし、サラッと解決し、サラッと感動させる素晴らしい脚本と演出。フーコーを演じるドゥニ・ポダリデスさんの抑えめの演技もマッチしてホロリとしました😢

金八先生を暑苦しく感じたあなたにオススメです😁


鑑賞方法:WOWOW
shino

shinoの感想・評価

3.5
WOWOWで観賞。
なんとなくこういう作品は良い映画だろうな…という予感はする。
でもその予感以上に良かった!

パリの名門高校の国語の教師が故あって郊外の教育が困難な中学校へ1年間赴任する事になる。
そこで教育の大切さ、面白さを理解させるのに苦労する教師。

熱血教師でもないけど生徒思いの良い先生。そういう先生に巡り合った生徒は一生の思い出になる。
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