6人の女性の全裸死体が同時に発見された。いずれも血を抜かれ、指紋は酸で焼かれ、頭部は持ち去られていた。
捜査を担当するのは、はみ出し者のベテラン刑事フレディと冷戦沈着なボスで相棒のフィンケ。死体の身元は明らかになったものの、失踪時期や場所、職業や外見まで全く共通点は見当たらず、捜査は難航する。そんな中、犯人のもとから逃げ出したと思われる女性リナが、記憶を失った状態で発見される。フレディはフィンケや上層部の反対を押し切り、彼女を手がかりに独自の捜査へと突き進んでいく。
途中から犯人が分かってしまうが、逃走するシーンや被害者(?)女性と担当刑事といちゃこらしつつも担当刑事は犯人を分かっていたのが最後に分かって良かった。
北欧ミステリーとジャケットに書いてあったので特捜部Q系かと思ってましたが、これはこれで面白いのではないか。