Nちゃん

オッズのNちゃんのレビュー・感想・評価

オッズ(2018年製作の映画)
3.0
ある地下室のテーブルについた男と女。
男はゲームマスター、女はプレイヤーとして、プレイヤーの生死を賭けたアンダーグランドゲームに参加するのだ。
世界中で同時に20人が挑むこのゲームでは、「激痛」と「人間性の崩壊」に特化した課題を全てクリアして最後の1人になれば、賞金100万ドルを獲得できる。
しかしゲームの本当の恐ろしさは肉体の痛みだけではなく、ラウンド進行とともにプレイヤーは極限状態へと追い込まれていく。


ラウンド1、ロウソクの火
ラウンド2、ネズミに足喰われる
ラウンド3、足に釘が打たれる
ラウンド4、指の第一関節を自分で切断
ラウンド5、自分でこめかみに銃を当てる
(ファイナル)

次第に過激になっていくプレイと、それに伴う痛みと精神を保てるかの戦い。

始まって早々ゲームが始まるし、ゲームの最中の会話のやりとりなど、次のゲームが終わるまでの楽しみもあるし、ゲーム自体がハラハラもんで、痛みの度合いがリアルに想定できるから見ている側のハラハラさも見応えがあった。

だんだん二人の関係もエスカレートしていって迎えたラウンド5の最中に、まさかの二人の関係性がチェンジして、「お!」と なる展開に。

こんなに痛みを味わい、恐怖心もあるのにこの女性の頭の回転の速さと勇気にすごいなと思った!

イヤホンから聞こえたアナウンスにホッとした。
けど女性の過去とか二人が以前に出会っていたこととか大体な感じで描かれていて、そんなに細かくないけど、このストーリー上そんなに過去を知る必要もなかったのでこれで良し。

退屈ではなかったよ、この映画!
Nちゃん

Nちゃん