ホイッスル

パラレルワールド・シアターのホイッスルのレビュー・感想・評価

3.7
"ありえたかもしれない未来"と"それがありえなかったという現在"。
理想と現実の間でもがく、大人の青春映画でした。

冒頭のシーンから引き込まれました。
"シュレディンガーの猫"を切り口として、いま考えると、かなり作品のテーマに通底することを喋っていたような気がします。

絶対に立ちたかったけどたてなかった"舞台(=ステージ)"がある全ての人間の心を撃ち抜くであろう、
決してキレイゴトばかりではない、大人の青春劇でした。
ホイッスル

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