YasuhitoArai

童年往事 時の流れのYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

童年往事 時の流れ(1985年製作の映画)
4.0
ホウ・シャオシェン監督作品。
小さい時に家族一同中国本土から台湾に来た主人公阿孝(アハ)の少年時代から青年時代にかけての夏の日々を描いた作品。
ホウ・シャオシェンの自伝的要素が強い作品。

夏の日々なので、木々の深緑が目に映える。
室内でのシーンが多く、窓の線、柱の線等を画面内に利用していた。
雨のシーンが好き。

懐かしさを覚えるような風景が写される。阿孝は白いシャツ、短パンをいつも履いた少年。いつも駆けずり回っている。青年になってもやたら走り回っていて笑った。青年になると不良になり、日本刀を振り回す。
おばあちゃんの存在が際立つ。最後のシーンは少しびっくりする。
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