童年往事 時の流れに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『童年往事 時の流れ』に投稿された感想・評価

m

mの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

椅子に腰掛ける父をいかに画面の中に配置するか
侯孝賢の撮る道は、それが人の歩く道であれ、列車が通る道であれ、何故ここまで美しいのか
煙

煙の感想・評価

4.3
風や雨で揺れる木立ち。匂い立つような雑草。家の間取り。父、母、祖母の死。それぞれの死体を映す。母の死体は棺の中のみだが、父、祖母の死体が画面に現れている時間はかなり長い。
okawara

okawaraの感想・評価

3.8
祖母を独占した、大陸へと延びる轍を踏みしめ果物を摘む、あのかけがえのない時間の不滅性にまずもって心打たれたし、その後祖母の風呂敷から大量の果物が地面に転がり出たとき、「もう間もなくだ」と予感した。
94

94の感想・評価

4.5
悪ガキが家族の死で馬鹿やれなくなっていく。
でも、好きな子に手紙渡してアホみたいに勉強始める所とか可愛かった。
サトウキビを食べる子供たちを中心に三角になって話す大人たち。
necoko19

necoko19の感想・評価

3.0

家族の死がいつも暗くついて回ってて、そういうのもあってヤンキーになっちゃったのかな、とか。ひと昔前の台湾映画って青年同士の抗争が入ってきて、ヤンキー文化苦手だからひいちゃうんだよな。でも、家の前の大…

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海大

海大の感想・評価

3.9

良かったけどそこまで乗れず、、
冬冬や恋恋風塵の方が好きかもなぁ

おもしろいショットはいっぱいあった。
特に好きなのが、庭の一角をフィックスで写し何間かあった後に門を飛び越えてアハが画面の左上から…

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このレビューはネタバレを含みます

登場人物との間に扉を挟んだり、遠くから撮ったりしているのが印象的。
なんとも不思議な距離感で物語を見つめている感じがした。
どのシーンも静かでなんだか物悲しい。

どんどん人が亡くなっていくのが辛い…

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苑

苑の感想・評価

4.8
しんとした時間が切り取られる
淡い光に照らされた木 自転車
音楽がやさしい
祖母と歩いた道を皆忘れることが出来ない
#1947年の台湾
#太陽光の美しさ
#フィックス、あるいはゆっくり動くパン
#不良の哀しさ、苛立ち

このレビューはネタバレを含みます

侯孝賢が見つめる視線は哀しさと優しさに満ちている。生と死が同居する世界で、その往来は緩やかに巡ってくる。

主人公のアハは、どうやら侯孝賢本人をモデルにしているようで、言うなればこれは私映画である。…

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