gyow

ラヴィ・ド・ボエームのgyowのレビュー・感想・評価

ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)
-
最後の10分くらいまで、正直どうでもいいと感じながら見てたんだけど、最後の10分でグッと与えてもらった気がする。マッティペロンパーが、病床に伏せていく恋人を眺めるあのシーンの、ほんの2秒だけリズムをずらして撮ったあのシーンがどれだけ技術のいることか、と思って感動した。いつもと違う毛色の人たちが、貧困や悲しみに向かい合うわけだけど、パラダイスの〜とか真夜中の〜とかコンタクト〜と全く違う映画になっていて、これはこれでよかったなって最後まで見たら思った。
gyow

gyow