obat

王国(あるいはその家について)のobatのレビュー・感想・評価

3.4
しばらくは何を観ているのかわからなかった。
少しずつわかってきたころ、自分とこの作品の関係が昔の記憶の何かと似ているように思えてきた。道に迷って不安なのに、知っている場所に行き着いて安心するのと同時にちょっとガッカリしていた昔の自分を思い出したり。
ラストのあたりで一瞬映った、どこかの家の玄関が実家に酷似していてドキドキした。

何と桑原以来の写真美術館だった!
obat

obat