このレビューはネタバレを含みます
美点
○とにかくVODでルート選択映画を作ったというスタイル自体が画期的。ワクワクする。
○音楽とムードなど全体的な統一感。
レトロゲーム作るっていう主人公の現状と陰謀論などが同居した展開も、地味にスムーズに受け入れられた。
○心療科の先生とのオモシロ展開
欠点
○全ルートバッドエンド気味。後ろ向き。
○テーマが見え辛い。
ドラマ版からバッドエンドは多いけど、ディストピアを描くこと自体がテーマなのかな?見た後何かのこるものが僕はなかったです。
○割とすぐルートが途切れる。選択肢の反映結果がイマイチ。
○主人公の抱える焦燥感が家庭に基づいたものなんだろうけど、どのルートでもそこの葛藤に向き合うものがない。