画家がスリに合うシーンの手のクローズアップはモロにブレッソンだなぁ。資本主義の世界的勝利が明らかになった1992年という時代に、モノクロ映画でパリのボヘミアン芸術家たちの生活を描くなんて、なんとまぁ…
>>続きを読むモノクロ撮影で舞台はパリ🇫🇷
いつものカウリスマキではあるんだけど、ん〜ちょっと長く感じたかな?
と思ったら、原作がフランスの小説家アンリ・ミュルジェールの古典文学『ボエーム』だったのね〜🤔
私は…
鱒を分け合った作家と画家、そこへ合流する作曲家。
「リラの門」のようなフランス映画のムードから、物語が進むにつれてアキさんが染み出し溶け込んでいく。
立ち退きをすっかり忘れて自分の家に帰る。
そ…
久々のアキ カウリスマキ。。。
12作目✨
雪の降る街を 🎵
雪の降る街を 🎶
思い出だけが通りすぎてゆく
雪の降る街を 🎶
遠い国から落ちてくる
この思い出を この思い出を
いつの日か包まん
あ…
このレビューはネタバレを含みます
まさに人間賛歌。
主人公3人は今日食べていけるかもわからない芸術家。そんな夢を追いかける頼りない男性たちに対して、コントラクト・キラーや本作では恋に落ちる女性が割と常に正論を言うのが印象的だった。…
お金は無くとも誰より人間らしく生きる3人に心が洗われた。
年老いてできる友人も良いものだ。
芸術の街パリに集まる3人の売れない芸術家たちはお金もないけど筆を折ることはしなかったし、生活をするのもやっ…