サーフ

ラン・ローラ・ランのサーフのレビュー・感想・評価

ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)
3.4
愛する人を救うためにタイムループを繰り返しながら走り続ける物語。

タイムループものだけれどループする毎に主人公を取り巻く状況が少しずつ変わっていく。そのため単純なタイムループというよりは「STEINS;GATE」のように世界線が変わっていく印象の方が強い。

演出も独特で主人公と少しだけ交わるようなモブキャラのその後の人生がスチール写真として挿入されたり、突然アニメーションになったり。スチール写真の下りがストーリーが「世界線の移動」という印象を強めている要因にもなっている。

上の様な独特な演出も映画の雰囲気にはあっていると思う。テクノ調のBGMも相まってオシャレに感じた。BGM聴いたことあるなと思ったら「逃走中」でハンターに見つかった時の音楽だった。「走る」繋がりで起用されたのかな。

ストーリーはそんなに複雑なものでもない。これを言ったらお終いかもしれないが「走るよりも公共交通機関使った方が早くない?」と映画見ていて思ってしまう。
サーフ

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