ことのは

ラン・ローラ・ランのことのはのレビュー・感想・評価

ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)
3.0
【映像が走る!音楽(テクノ)が走る!ローラが走る!】

赤毛の主人公ローラが、恋人が無くしたマフィアの10万マルクを工面するため、ベルリンの街を走り続けるお話。

めちゃくちゃ久しぶりに、何となくレンタル屋さんで目について思わずレンタルして鑑賞。
随分昔に劇場で観たなぁ。

『トレイン・スポッティング』しかり、この時代の映画はCGがまだ使われてないから、編集やカット割りやカメラワークが凝っていて、今観てもカッコいい。

脚本も、監督のトム・ティクヴァ『クラウド・アトラス』の原型の様で、ローラや恋人が死ぬシーンで物語の振り出しに戻って、同じ物語の中、すれ違う人の運命が少しずつ変わっていくのが今観ても面白かった。

今聴くと、アナログぽく感じるジャーマンテクノの音楽も、映像とハマっていて観ていて気持ち良い。

主人公ローラ、どこかで観たことあるなぁと思ったら、ボーンシリーズのマリーだったんだ。
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