自分達と瓜二つの家族が突然現れて、惨劇が繰り返されるホラー。ドッペルゲンガーか？それとも影が襲ってきたのか？(村上春樹の世界の終わりを思い出した)出だしはなかなか謎が多くて面白かったです。
ジョーダンピールの前作『ゲットアウト』が結構好きだったので期待し過ぎてしまったせいか自分はこの普通評価に落ち着きました。世の中や社会に皮肉を込めた作風が前作と似てるし、夜道で追っかけてくるシーンとか、普通に不気味で怖い演出は最高なんだけどね。『ゲットアウト』にも似たようなシーンあったよね〜。
ラストの方で全容があきらかになってくるにつれ突拍子もないと設定に興醒めするか、ゾッとするかで評価が分かれそう。
瓜二つだけど何か微妙に変な家族達、地上の人々とのシンクロの動きに少々ゾッとはしたけども私は前者の気持ちが強い。
けど、ラストのどんでん返しも上手かったね。今までに無い作風やホラーを生み出すことのできる監督だと思うし、これからの作品にも期待したい。
