ただのホラーでは無かったですね。
これってオチ(コメント欄に)はそういう事?
モノを言わないウサギと、不穏な空気と不気味さがクセになるほど面白くて、風刺も効いて、ホラー寄りだけど緊張感の中に吹き出すくらい笑えるシーンも有り。 ゾクって来る余韻が堪らない。 もう少し短いと更に良かった。 割とスケールの大きな壮大なお話で、実はそう遠い話ではない気がして来るから、そここそが恐い。
りんご飴の赤が「イット」の赤い風船みたいで、今から何か不気味な事が始まる合図のよう。
ルピタ・ニョンゴをはじめ、役者陣が素晴らしかった。 ルピタのアデレードが綺麗で表情が豊かで、Redは発声や喋り方、顔がもう同じ人に見えない。 「マズ・カナタ」が演じていると言われた方が説明がつくような。 それくらい入り込んでいた。
ミニーリバートンの「Les Fleurs」好きだったのに鑑賞後はザワザワするイメージがついてしまった。 手を繋いだ赤い人たちが目に浮かぶ。
「ミステリースポット」今もあるのかしら。 風光明媚なサンタクルーズのイメージが、同じく鑑賞後は変わってしまいそう。 強烈なインパクトのある映画だった。