めちゃくちゃ面白かったです
なんでそこに立ってんの?なんでそんな声出すねん?などなど「何?」や「何故?」という分からなさの恐怖
さらに今作は恐怖と笑いは紙一重というのを体現するように笑える場面もあるのがとても良かった
更にここは好みが分かれるかもしれないが、その「?」がクライマックスで畳み掛けるように明かされていく面白さ
「ゲットアウト」は黒人の恐怖を描いていたが、今作は誰にでも(我々にも)想像ができる恐怖
ジョーダン・ピールは映画なら許せる面白いホラ話をしてくれるのが面白い。でもホラ話だと思っていたら、最後に一番怖いのは我々や現実ではないかと思わせる
ドッペルゲンガーやホラー/スリラー映画というジャンルの枠を使って社会的なテーマを扱って問題提起するのも良い
間違いなくジョーダン・ピールはこれからの映画界を担うトップクリエイターだ