がんつ

アスのがんつのレビュー・感想・評価

アス(2019年製作の映画)
3.7
あの「ゲット・アウト」のジョーダン・ピール監督作品。自分とそっくりな人間が襲ってくるというスリラーなのですが...。

【やっぱり“ 不気味”】

お化けが出るわけでもなく、急な映像でびっくりさせるわけでもなく、ひたすら不気味。特に“ あの世界 ”はやばいでしょ。ドン引きです。笑

あと、ネットの解説で驚いたのが、ジョーダン・ピール作品は「シャイニング」から影響を受けていることです。
言われてみれば、あの双子の姉妹や車を空撮しているところなど、シャイニング感満載...、そもそも「アス」と「シャイニング」は怖くないホラー映画という点で同じですね!😳
どっちも好きやわぁー。

本当にこの監督は不気味な映像を撮るのが上手!未だに「ゲット・アウト」の走ってくる男が頭から離れないですもん。
今ならウサギを見ただけで叫びそう笑

最後に、
この映画の設定はかなりこだわりがあるようで、ジョーダン・ピールの「苦しむ人間の存在と富を享受する人間の存在は表裏一体なのです」という発言や、町山智浩の「(ニューヨークのホームレスは)モグラ人間と呼ばれていた」など、観賞後に知ればなるほどと言わざるを得ない設定ばかり。
こういう映画は良いわ〜☺️

本作は本当に、良いものでした!
がんつ

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