吉田ジャスティスカツヲ

ONE PIECE STAMPEDEの吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)
2.7
わたし吉田は…
ルフィの身体が伸びなくなった頃…ゴムゴムの能力の意味が、物語にあまり絡まなくなった頃に【原作本から離れていった世代】です。

今作は20周年記念作品とのことで…
とにかくお祭り感が大事ですから、とにかく賑やかにすることを意識。
さぞかし作業が大変だったでしょう【物語に関わらないところにもたくさんキャラクターを配置されていました】ので、そういうのを見つけるのもきっと楽しいと思います。

原作は90巻を超えていますが、例えばどこかのエピソードだけ読んだことがあるという人でも知っているキャラクターが絶対出てきますので【原作を全てを追いかけていなかったとしても楽しめる】のが利点だと思いました。

もちろんお馴染みの「麦わらの一味」に共闘メンバー、最悪の世代などが所せましと暴れまわるストーリー。
1幕目の設定紹介やキャラ紹介をやりつつ、疾走感をもたせた海賊船同士のチェイスシーンには吉田もココロオドリましたよ👍




た だ で す ね…
だ か ら こ そ…



101分ものあいだ…
【過去キャラのオデマシ💥どん‼️から、特技の披露💥どん⁉️を順番にひたすらに繰り返して終わる】接待映画であることは否めません。
お話の推進力すべてを【あなたの推しメンの自己紹介の連発に頼り】ものがたり自体は感心が持てなかったのが難点でした😓

これがきっと、今回のテーマなんでしょう?
『仲間がいること、護るべきものがあること…が弱さに繋がる』と論じるメインヴィラン:バレットに対して、真っ向から反論するルフィ。
その割に彼がいう仲間たちの話を全く聞かずに、何度も何度も猪突猛進にブッ込んでは弾き飛ばされるダメな主人公🙅‍♀️


過去の長編劇場版に感じた悪い部分…
【勝利へのロジックの曖昧さが】相変わらず良くなっていないのが不満。
このルフィという男は【会っただけで相手の力量がわかる】人間なんです。
勝つにせよ、負けるにせよ、絶対に相手を見誤ることはないハズ。

一度負けた相手に(キズも癒えないうちから、確たる勝算なしに)二度目を挑もうとする意味がわからない🤨