このレビューはネタバレを含みます
活躍するだろうと予想していたキャラが活躍してくれなかったので4.2。
ワンピース20周年記念作品となるオールスター映画。
とにかくたくさんキャラが出る。おなじみ麦わらの一味だけでなく、最悪の世代、海軍大将、王下七武海と盛りだくさん。まさにお祭り映画。
戦闘もクオリティが高い上、何よりレアな組み合わせが多くて、とにかく楽しい。
こんなにも濃厚な映画を見た後なのに、ものすごく満たされなかった。後ろの席にいた知らない人がその想いを映画が終わった後すぐ言葉にしてくれた。
「ルッチの出番、少なくね?」
そう、本作のビジュアルでも描かれていたCP0のロブ・ルッチの出番が圧倒的に少なかった。
ビジュアルで豹人間に変身した身体をあんなにも躍動させていたあのロブ・ルッチが…。
ビジュアルに載せてすら貰えなかったのにトラファルガー・ローと合体技まで繰り出したクロコダイルの方がまだ活躍してた。
悪魔の実の能力者であることに加えて、六式を極めた超人であり、ワンピースの敵の中でもかなり好きなキャラ(というか、六式という設定がすごく好き)。さらに新世界では覇気まで身につけたという彼がビジュアルに載っているのだから見に行くしかない。そんな彼が本作で暴れてくれると期待してたのに…。
まあ立場と目的上派手に暴れられないのは仕方ないとはいえ、戦闘中は嵐脚のみ。
戦闘を終えた後目的達成のためだけに変身とか…その上サンジに食い止められるとか…。
上記を除いては、登場キャラがいい塩梅で活躍してくれて、何よりゲストキャラがあまり出しゃばらないところはものすごく好感が持てた。
ワンピースファンの方も、ファンでない方も是非一度見てみてはいかがでしょうか。