石狩川長治

家族ゲームの石狩川長治のレビュー・感想・評価

家族ゲーム(1983年製作の映画)
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昨今の感覚では絶対出来ない教育方針。
親の愛とは?と考えさせられる。
食事が唯一家族の会話の時間だが父親は勉強の話ばかり。子供はうんざりした様子で上の空。
この映画の象徴ともいえる横並びの食卓が家族同士向き合わない無機質なコミュニティを表すかのように見える。
そんな食事を松田優作が無言で淡々とぶち壊すラストは見ていて爽快でした。
石狩川長治

石狩川長治