ちゃんむら

家族ゲームのちゃんむらのレビュー・感想・評価

家族ゲーム(1983年製作の映画)
4.4
映画におけるシュールレアリズムのような気がする。

意味がなく繋がりのない会話。
人との繋がりなんてなんの意味もない。そして意味なく壊れて、意味なく蘇る。
人生も家族も意味がない。

「の・ようなもの」と根底は同じですが、こちらの方がよりシニカルでブラックで尖った作品です。
森田作品の、陰と陽と理解してます。

ラストシーン20分の独自性に、日本映画の崇高さを観ました。