キャッスルグレンギャリ

家族ゲームのキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

家族ゲーム(1983年製作の映画)
4.2
U-Nextで鑑賞。新型コロナ感染拡大防止の対策として飲食店で向かい合わずカウンター席のように横並びで食事をすることが提唱されています。それで本作の家族の食事シーンがSNSで映画ファンによって紹介されるようになりました。本作の前に観た「戦場のメリークリスマス」で素人俳優の演技にへきえきとしてしまい、プロの演技に触れたかったというのこともあり、再度鑑賞しました。
この家族と家庭教師、年頃の子供がいれば普通に起きうる日常を描いているだけのはずなのに、どこか変わっている、異常、今でいうならビミョーというやつでしょうか。それを表現できるのはプロの役者ならでは。由紀さおりはプロではありませんが。
松田優作、伊丹十三、ふたりにはもっと活躍してほしかった。松田優作は本作から6年後に亡くなっているんですね。早すぎます。