家族ゲームのネタバレレビュー・内容・結末

「家族ゲーム」に投稿されたネタバレ・内容・結末

「 http://foster-land.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-8ca9.html 」
この方のブログを拝見させて頂き、モヤモヤが綺麗に消化しました。こんなに深く考えられるなんて本当に凄すぎる。

こんなに面白い映画が存在して良いのでしょうか。邦画を完全にナメていた自分を罰したいです。コメディ映画でもないのに何回大爆笑させられたことか。最高です。鑑賞後、何も考えられなかったのでとりあえずノート一枚に「夕暮れ」をビッシリ書き詰めました。一枚だけでもかなりしんどかったし時間を無駄にしている感が半端なかった。ノートいっぱいの「夕暮れ」という文字は、茂之の頭の中を表現しているかのようにも見える。夕暮れ時の喧嘩が嫌だったんだろうな。

家庭教師の先生が変人すぎて好きすぎる。船で来て、知らない人に「沼田君の家はあそこですか」とマンション指さしたり、最後は狂いまくって茂之の合格祝いをめちゃくちゃにして帰ったりと面白すぎて最高だった。

            あらすじ略
          ネタバレになるので
  ↓  作品が気になる方は閲覧しない方がいいです。 ↓




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夕暮れ…
緑が失われた荒んだ灰色の街並み
口だけはいっちょ前
バット〇人を盾に子育てを妻に任せっぱなしの父
夫の顔色ばかりを伺い
虐めに遭う息子の全てを家庭教師に託す母
家族でありながらも皆、無関心
その縮図のように描かれる奇妙で変な一家。
面白いかと聞かれたら微妙、でも的を得ていると思う。
住まいでありながらも大事な話は車の中
団欒を避けるかのように一列に並ぶ食卓。
まるで警報を鳴らすかのように
崩壊しつつある家族の関係性や繋がりシュールに描いているように感じた。
こんなのあり?
毎秒画面まるごとダイスキ!
白米に煮豆を埋める時点でもう心が奪われたよ

最後はなんだかポワポワしてるけどいろんな人の考察読むのも楽しいし土屋は私立!
机がひっくり返ります
大学の授業で核家族を取り扱ったとき、この映画を観た。
社会人になってから再度視聴。

松田優作が演じる家庭教師のヤバさがイイ。主人公の中学生に喧嘩の仕方を教えるんだけど、教えた後の主人公のビンタ返しが超速くなっていて、松田優作がちょっと満足気な顔をするのが、じわじわ面白い。

この映画を最初に観たとき、すっごい気持ち悪い映画だな、と思ったんだけど、その正体は音だった。
普通の映画は後ろで音楽が流れているもんだけど、それが無くて、咀嚼音とか生理的に気持ち悪いなと思う音とかを、わざと大きくしている。セリフより目立ってる。主人公の父親が半熟の目玉焼きをチューチュー吸うところとか、湯船で豆乳飲んでるとことか、もう最悪。気持ち悪い。
この家庭が異常であることを表しているのか。

そういえば、戸川純がチョイ役で出てて、おっ、てなった。

ラストで松田優作が食卓をメチャクチャにするシーンは圧巻。一緒に観ていた彼氏はあのシーンを巻き戻してもう1回観てた。
ドラマ版では櫻井翔が松田優作の役を演じたらしいけど、あの気味悪い家庭教師を再現できたのだろうか…
気持ち悪いけどなんか観ちゃう笑
目玉焼きの黄身だけ吸ったりお風呂で豆乳ストローで飲んだり
ラストの食卓で暴れるやつ一回で良いからやってみたい
家族横並びで食べる食卓、植物図鑑を持ち歩く吉本、それに全員ツッコまないシュールさにクスクス笑ってしまった。

ラストの食事のシーンで、全部ぶっこわした感じある。

松田優作の顔をしっかり見たのがこれが初めてで、松田龍平に似てるな〜と思ってたら、家族だったんですね。
終始異様 不自然 なにかが壊れる前みたいな壊れてることに気づいてないみたいな?もうとっくに地面くずれてるんだけどそのまま空中に浮いてるみたいな きもちわるく滑稽でもある スクラップアンドビルドのはなしかと思いきやそんなこともなく
白昼夢みたいなラスト飛行機の音がわすれられない もうちょっと画面とか場所性とかにも気を配ってみればよかった よくよく思い出すと家庭教師も船に乗ってきている
これはすごい。21世紀という時代を予期しているかのような作品だった。当時の社会を反映しているのかもしれないが、今の日本は確実にこの道を進んでいる。

横並びに並んで食事をする家族。彼らは向き合わないし、お互いのことを何も知らない。伊丹十三が目玉焼きの黄身をチュパチュパ吸うという癖にも気付かないし、息子の気持ちもまるで理解できてない。まさに家族ゲームを演じているだけなのだ。
学校ではひたすらに受験戦争を煽られ、まさに戦場に駆り出される。弟はその意味を問うが誰も答えてはくれない。これは今の日本も変わらない。勉強しなさい、いい大学に入りなさい、いい会社に入りなさいと大人は言い、多くの子供がそれに従う。その理由は誰も意識していないが、そういうもんだからと付き従う。まさに戦争の論理である。もちろん大人も子供も多くの人が何となく理解はしている。高収入と社会的地位とステータスを手に入れるためだ。しかしこれは本質的な幸福とは直結していない。そこまでは多くの人が考えない。
しかし兄弟だけはなんとなく気付いているのだ。こんな受験戦争に何の意味があるのかと。こんなもの終わりなきゲームに過ぎないではないかと。
社会も家族も全ては欺瞞であるということに気付いている兄弟は目を瞑る。母親はまだそのことに気付かない。しかし次の戦場(大学受験→就活→家族ゲーム)へと運ぶヘリコプターの音は着々と近づいてきているのだ…。

父親がラストシーンで現れないのは家族ゲームの崩壊を意味するのではないか。ヒビだらけの家族にとどめを刺したのは松田優作演じる家庭教師だが、彼が何をしようが崩壊は止まらなかっただろう。
現在の日本はこの虚構による社会=家族の崩壊を止められるのだろうか…。
交流性のない家族を松田優作がぶっ壊す話。まじでぶっ壊してる。
片付けをする家族は交流が始まったことを意味してるのかと思ったけど、最後眠ってしまうシーンは交流を断ってしまったようにも見えて、う~ん、どういうことなのかしら、、?
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