このレビューはネタバレを含みます
映画館には、私を含め3人しかいなかったの！！
ガラガラだから、集中して鑑賞できたし環境的には申し分なかったのだけれど、この力作が3人かー。。。もっと、たくさんの人に観てもらいたいなぁ✨
この日は、ジミ・ヘンドリックスがプリントされた灰色のTシャツを着て行ったのですが、鑑賞中、涙がポロポロ流れおち、私と供に、ジミヘンも一緒に泣いてくれた。
涙を拭こうと鞄の中のハンカチを探ったけれど、どうやら忘れてしまった。ジミヘンは、『溢れ出る涙は、致し方ない。俺のことは気にせずに、君は思い切り泣きたまえよ。』と言ってくれた。
こっそり館内に持ち込んだパイナップルジュースが気管に入って咳込んだ。でも、三人の観客だから誰も嫌な顔をしなかった。
宮本は、エレファントカシマシの宮本浩次がモデルなんだよね。いないよなー。あんなに真っ直ぐで男気溢れた人は。宮本さん、懸命過ぎて笑われてるけど、そこがまた粋なんだよなー
老けへんなーー。。結婚してくんねーかなー
漫画はまだ読んでないけれど、ドラマは、全部録画して、楽しみにしながら観ていた。
松山ケンイチも出演してたし。。えへえへ。小雪が死ぬほど羨ましいよ。
わたし、社内ニートだし、ある意味仕事に冷めてる部分があって、宮本みたいに仕事に生き方を投影できないし。。。
君の熱意を私にも少しくれたまえよ。なんて思っていた。私は手抜きの名人なのだ。
ドラマの最終回、好きだった女性に勝手なことされて、橋の上で彼女に怒鳴りちらすシーンがなんだか好きだった。ちくしょう…ちくしょう…一目を憚らず、宮本は涙を流し、階段を降りてゆく
葵ちゃんのはにかんだ笑顔、ほんまに可愛いな。
ベッドシーン、体当たりだったけれど、お尻は見せてくれるのに乳首を頑なに映さないのは、なぜだに？山ちゃんが怒るのかい？？乳首見たかったなー。えっえっえっ。
女の人って、なんでだろうね。しっかりしてる子ほど、井浦新みたいなヒモ気質のだらしない男に惹かれてボロボロになるよね。葵ちゃん。。。あ、靖子は、ちゃっかり、宮本に乗り換えたけどさ。
男女のイザコザに巻き込まれて、ぶちまけられた金魚鉢の金魚が、キッチンの洗い場でピクピクなるシーンが印象的だった。
わたし、今まで、あんまりいい抱かれ方をされていない（爆弾発言💣）
だから、辛いのよ。犯されるシーンは。。。ずーーーーんと、心が重くなった。頭痛くなるよ。
まるで、自分が犯されている気分になる。
一ノ瀬ワタル氏の悪漢は、私が出会った最低な男に重なるところがあって、より嫌な気持ちになった。
この役を演じるのに彼は30キロ体重を増やしたらしい。一ノ瀬さん自身は、ウサギ🐰を飼う心優しいピュア紳士だけどさ
レイプは、女性の尊厳を深く深く、残酷に傷つける犯罪行為だよね。
公園で、拓馬に犯されたことを靖子が宮本に告白するシーンは、凄まじかった。
『よく眠れた？』
守ってくれるんじゃなかったの？？宮本！！！！
作者の新井英樹いわく、この作品は全ての女性に捧ぐって。。。。
暴力に虐げれた女性へのメッセージなのかなー。。
靖子から、拓馬からのレイプを知らされた時の池松くんの涙も、素晴らしかった。。。
役を生きるって、そーゆーことなんだね。。。😢
母親に言われたことがある。
性行為は、男は、一回一回で済むけれど、
女は一生を抱え込む行為だって。
彼女の尊厳を卑劣に踏み躙られたことによって、怒り震え、復讐に燃える宮本は、男だった
こんな人いるのかなー
こんなふうに心配してくれる異性は、私にとって父親だけだよ。くっそー
誰かが、レビューで書いていたけれど、ピエール瀧と佐藤二朗の役は、日本社会（だけではないけれど）の古い慣習の体育会系を表していて、
目に見えない権力で押さえつけるサラリーマン気質の代表なのかしら？？
煙草くさそうな喫茶店で、コーヒーを掻き混ぜ、
慟哭と供に震えながら
あんたらには、関係ねーよって、涙を流す宮本に、私は、また貰い泣きしてしまった。
ほんと、全世界のレイプ犯は、宮本にチンコ握り潰されてほしーわ。。。マンションの階段のシーンは、手に汗握ったし、おチンコ握り潰すシーンは、あっ！！と声が漏れた。
宮本、がんばれー！！負けるなーっ！！って、応援📣した。
宮本は、新井英樹先生の理想でもあり、
私の理想でもあるよね、
あんな風に追いかけられたいし、愛されたい。
わしの部屋のドア、ドンドンしてくれやぃ。
漫画、全巻読みたいんやけど、ツタヤに置いてないんだよな！！
がんばって、探そ！！
新井英樹先生の仕事部屋が、サイトに載っていたけれどすごい量の本に囲まれていた。
人が人として生きてゆく上での、歪さと、正義の哲学を持ってる方なんだろな。
やっぱり仕事だ。男は、闘ってるときが、一番面白いよ
