KC

宮本から君へのKCのレビュー・感想・評価

宮本から君へ(2019年製作の映画)
3.6
原作、ドラマがあるそうですが両方とも知らない自分でも楽しめました。しかし話によるとドラマ版は宮本の仕事の面を中心に描いているそうなので、映画見終わった後宮本の仕事に対し頑張るところも見てみたいとも思ったのでドラマ版見ているとより映画が楽しめるのではないかなと思いました。
一方映画では宮本の恋愛を中心に描いています。宮本の猪突猛進ぶりはすごすぎます。天気の子の帆高も好きな子への一直線に進む感じもすごかったですが、宮本は実写ということもあってより凄さがストレートに感じます。好きな子、中野靖子を傷つけた相手に対しての復讐が凄すぎます。最後の階段での戦いはとてもハラハラします。今年一ハラハラしたのではないかなと思いました。この復讐は靖子にとって良いものなのかは関係ありません。宮本自身が考える正しいことをやり通すことが大事なのです。やり通すことが宮本の素晴らしさだと感じました。
池松壮亮さん、蒼井優さんは2人とも役にとても合っていて良かったです。そして一ノ瀬ワタルさんの怖さが半端じゃないです。今年見た映画の中でも一位を争う悪役ではないかなって思いました。
全員にオススメできる映画ではないかなと思いますが、パワーに満ち溢れている映画です。
KC

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