花俟良王

宮本から君への花俟良王のレビュー・感想・評価

宮本から君へ(2019年製作の映画)
4.5
評判通り手に汗握り観ました。

真理子哲也監督により主演二人の極限の演技が見れた気がします。飛鳥山での蒼井優の罵倒は本当に恐ろしかった。

北区民としては都電の王子駅から少し離れた場所に暮らす2人が、最後はターミナル駅の赤羽近くで暮らしてる設定のリアルさにも感心。

そして多くの人が思っただろうが、佐藤二朗をちゃんと役者として扱ってるのがよい。野放しにするのが面白い、という風潮はもうやめにしようじゃないか。素晴らしい俳優なんだから。

そして憎きラガーマンを演じた一ノ瀬ワタルも好演。『ヘドローバ』のキ◯ガイマッチョが、法律を勉強してるゴリマッチョになろうとは。今後の活躍が楽しみ。
花俟良王

花俟良王