風来坊

オーバーロード Zの風来坊のレビュー・感想・評価

オーバーロード Z(2018年製作の映画)
1.5
アサイラム映画の時間ですよ。アサイラム製作なので期待は禁物。
A級映画でも実績あるトム・サイズモアさんが大佐役で出演。出番は少ないが、かつては戦争映画と言えばの人だったので居るだけで存在感と説得力があるし、他のB級俳優と並ぶとやはり上手さが違う。
最近はB級が活躍の中心になっていてB級好きとしては嬉しいような寂しいような…。

「バトルドローン」ヒロイン役のドミニク・スウェインさんが本作では女性博士役で出演。B級お馴染みになりつつある(笑)
笑っちゃうような安っぽいCGにだらだら続く会話劇…何時ものアサイラムクオリティ。

細菌研究の権威の博士をナチスから取り戻す作戦なのですが、博士が監禁されて居る場所にたどり着く迄が長い。目的よりもナチスの末端戦闘員とウダウダ戦闘している方が長い…。そもそも隠密作戦どっか行ってるし…。

この映画で皆さんが一番期待するであろうゾンビは終盤しか登場しない…。
女性博士が登場してから、展開はカオスでしょうもない…。
そしてラストはまさかのイライラ結末…。こんな映画でこの結末は嫌がらせでしかない(笑)

これはアサイラム製作と割り切っても酷い方…。
全くオススメ出来ませんが、トム・サイズモアさんがこんな映画でも一生懸命頑張っていた事だけが救いでした。
風来坊

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