KO

たちあがる女のKOのレビュー・感想・評価

たちあがる女(2018年製作の映画)
4.0
堪能、これは私好み!!
アイスランド作品、ジャンル分類不可能。新しいし、面白かった。

環境活動家とコーラス講師という二つの顔を持つ女性主人公ハットラが、ようやく養子の申請が許可されるところから物語が展開していきます。

冷たく雄大な東欧の大地で、ひとり自分の信念に基づき行動するハットラ。
作中の音楽の描き方も大変ユニーク。ちょっとしたサスペンス要素に加え風刺、ユーモアに溢れた作品。

さらに彼女の部屋に飾られた絵、地下室や骨董屋に置いてあるアイテム、などなど全てが美しく、愛らしい。

ジャケットに引かないでください、主人公の写真含めて、いろいろ損してます、笑。



決してアクション映画ではないんですが、主人公の逃亡シーンに、思わず「ランボー」か!って笑いながら突っ込んじゃいました。
KO

KO