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たちあがる女のmichinoriのレビュー・感想・評価

たちあがる女(2018年製作の映画)
4.5
パッケージからは想像のつかないような深い作品で、斬新なアイデアも盛り込んだ社会派サスペンス…いやブラックコメディか⁈ジャンル分け不能な作品かも知れない。

でも内容は至って真面目で、今の時代、これからの時代のためにも克服してゆかなければならない環境問題を扱ってます。

アイスランドが舞台。
広大で美しい風景が凄く綺麗に描かれてますが、この綺麗な土地に問題のアルミニウムを作る大工場があり、この工場から排出される汚染物質の排出を食い止めようとまたは、世界的にも大企業、工場進出に対し問題提起しようと、主人公ハットラが、緻密にそして大胆にユーモラスに孤軍奮闘、対決抗議する話です…

ハットラは環境活動家。信念を貫くようなタイプ。
なかなかの題材ながら、随所に現れる登場人物にユーモアもあったりして、終始テンポ良く進みます。
双子の姉もいいですねー。

また、モロ見えのBGMが良い味を出していて、ハットラの心の中や置かれた状況を映し出してるかのようで、メチャ良かったです‼︎こんなBGMは見たこと無いです。
これだけでも斬新な感じがして、他には無い作品ですね!
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