2019年 韓国 監督:イ・ハン
●チョン・ウソン（ヤン）
●キム・ヒャンギ（イム）
この映画を紹介してくれた夏野菜さん、充分ハートフルでした！
しっかり泣きました。
キム・ヒャンギが自閉症の女の子を本当にうまく演じている。
ある夜、80歳の男がナイロン袋を被って自殺をした。証言するのはその場にいた家政婦。
しかし、隣の家から見ていた高校生イムが家政婦が殺したと証言する。
家政婦の弁護人ヤンはその高校生に接触しようとするが、彼女は自閉症だった。
殺人の証人が自閉症となれば、どこかで偏見が働く。
ヤンではなくてとも、判断を誤るに違いない。だけど、それはやっぱり偏見なのだ。
この自閉症の高校生とコミュニュケーションを取ろうと努力するうち、ヤンはとんでもない真実にぶち当たり、自分の偏見に愕然とする。
家政婦のおばちゃんの演技がうますぎる。
これ以上書かないのがこの手の映画レビューの約束事。
一番楽しめる法廷サスペンス、大ドンデン返し、そして最後はハートフルドラマ。
いっぱい詰まったこの映画。傑作です。
#2022-317
良質なサスペンス・スリラー20
