弁護士と自閉症の少女の心の交流を、描いたお話。ジウ役のキム・ヒョンギちゃんの演技が本当にうまい。彼女の演技無くして、この作品は評価できなかったでしょう。
殺人事件の弁護士という役柄ですが、ミステリー要素はエッセンス程度。どちらかというと主人公のスノとジウの心の交流を中心に描いているのもよかったです。
知能が高いのに、自閉症と言うだけで差別され、スノも、彼女はちゃんと証言できないだろうと、無意識に差別していた。でも彼女と交流するうちに、彼女の能力、誠実であろうとする心に触れる。そして弁護士本来の真実を追い求めることの大切さに気づき、修正した点が良かった。
個人的にお父さんの手紙にウルッときました。なんて良いお父さんなんだ!!!
ラストシーンは心温まりました。この映画の主人公は間違いなくジウでしょう!