こんなに楽しめるとは思わなかった、ってくらい面白かった✨フランスのコメディも良いですね!
冒頭の、姉エリザベット(メラニー・ロラン)による手紙の代筆がメインなのかと思いきや、その後のヌヴィル大佐(ジャン・デュジャルダン)のクズっぷりが豪快過ぎて、本当にラストまではどうなることかと不安になりました。
唯一気になったのは、大佐の嘘に肩入れするエリザベットの動機なんですが、彼女なりに自分が作り上げたものを貫きたいという気持ちがあったんだろうなと理解しました。ひとつの作品だったんですよね。
ほぼ最後まで、どう考えても大佐に肩入れなんてできないのに、真のピンチのときにはエリザベットが動揺するのにも無理がない流れになっていて、上手いなぁと思います。雰囲気的に、恋というより同志、ってところが爽やかでした。
オチも粋!
なお、妹とニコラの関係も大好きw