てるる

シンバのてるるのレビュー・感想・評価

シンバ(2018年製作の映画)
3.8
皆で上映会!
超法規的殺人!

「ダルバール」と「MASTER」、「ジッラ」なんかを掛け合わせたような作品だった。

孤児で生きていくために悪いこともしてきたシンバが悪徳警察官になる。
しかし赴任先の地で起きた事件を境に、正義の心に目覚めることになる。

前半はいつものインド映画らしく、コメディあり、ロマンスありのわちゃわちゃ感。
昨日2時間しか寝られなかったこともあり、途中ウトウト( ¯꒳¯ )ᐝ

一緒に観ていた皆さんから寝てた分を補足して頂き、インターバル後は覚醒。

呼応するかのように?シンバも正義の警察官へと覚醒!
そこからはインド流の勧善懲悪で面白い。

しかし扱うテーマは重い。
世界的にもみても、韓国と並びレイプ事件が多いインドのレイプ事件。

権力のあるヤツらは事件を揉み消そうとし、逆に悪徳警官だった頃を責め立てる。
ラストに向けてヘイト蓄積は十分!

これに主人公がヒーロー然として立ち向かうだけでなく、他の男性警官や、女性たちが団結するシーンは胸アツ。
いやほんと性犯罪者には死あるのみ。

前もってアジャイ・デーヴガン主演のシリーズがあると情報を得ていたので、ラストも何とか戸惑わずに済んだ。
そしてMCUばりのポストクレジットシーンでめちゃくちゃテンション上がります⤴︎︎

ただ、やはり南インド映画と違って若干お上品感はあり。
これがタミル映画ならレイプ犯はぶっ殺して橋から吊るしてますね😏

シンバ役のランヴィール・シンが「ガリーボーイ」の主役の人と聞いていても別人にしか見えない。

ヒロイン役のサラ・アリ・カーンがめちゃくちゃ可愛い。
インド映画のお約束で後半は空気だったけど。

今後、このシリーズの他作品も日本語字幕付きで観られる機会はあるのかな…😢
てるる

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