こたつムービー

ジョナサン ふたつの顔の男のこたつムービーのレビュー・感想・評価

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もろ独立系小さな映画だった(クレジットのサンクス欄の長さでもそれがわかる)。
ふいに見出したわけだが「ん?これミスリード系か?」と構えたら全然ストレートだった。

最後暗転明けで「ぼくはジョンだ」と名乗る。

これは暗転中=ジョンの時間、というこの映画内ルールに則れば、ジョナサンが自分をジョンと言っていることになる。で、そこに味わいがある。
ジョナサンはジョンを引き受けたのだ、という解釈が立つから。で、そうすると彼には、JFK空港からまさに未知の冒険(人生)が始まるのさ。いずれにせよそこに犠牲を伴った兄弟愛を感じる。

アンセルエルゴートに触れ、マットボマーとパトリシアクラークソンを拝みました。